APPリップレスミノーのブレスライド110F。リップレスミノーの開発を開始してから形状やウェイト変更を繰り返しました。磯ヒラスズキゲームにおける強度の確保と安定性がコンセプト。
積層構造からなるボディ強度と、固定重心と形状による安定したスイミング性能。複雑に流れる波打ち際や、シモリ周りで威力を発揮!
フックのセッティングによりアクションの強弱調整が可能となっております。ゆえにシビアなセッティングで好みのアクションや、状況によるアクション変化でより楽しめるルアーとなっております。
Ver.0.1モデルを公開。さらにボディ表面、各アイ接着強度、リップ部分の強度、バランスを見直すことでパフォーマンス向上を図りました。潜航レンジも若干深くなり安定したアクションに進化しております。固定重心によるリトリーブアクションの変化がなめらかで、速度コントロールによるアプローチを可能にしてくれます。ある程度のボディ強度がシモリ際などのルアーに衝撃が走るポイントへのキャストしやすくなるかと思います。
2023年6月 ブレスライド110F Ver.1.0 アップデート情報
低速域でのアクションをより引き出し、パフォーマンス向上となっております。ボディ内部も大幅に変更できるようになったことから、プロトを出力してトライ&エラー。そして、形状セッティングと共に、ウェイトをハッピーライド同様に、ボディウェイト一体設計へと足を踏みだしております。浮力確保と共に、飛距離アップのための空気抵抗の改善や、よりアクションを引き出すボディ形状の大幅な変更が図られております。今まで調整できなかった浮力やバランスが、細かく調整できるので、ボディ幅を3mm短く、そして高さを1.5mm延長。そして、0.5gのウェイト配分もポイントです。
軽量化しているものの、空気抵抗の低減から飛距離も同等か損失はそれほどないのかもしれません。このあたりは、使い込んでみようと思っております。技術的にできなかったことができるようになったので、ルアー制作技術の幅が広がりました。ボディ内部の強度アップと外側部分の軽量化や、ボディの強度を要するヘッド部分の強度UP等々。
「軽量化できる箇所は削り、強度が要する場所はより強く」といったような調整に挑戦を繰り返しております。PETG素材、3Dプリンタ製ルアー、ブレスライド110Fの為の専用設計となっております。
搭載フックですが、今回も最大フックサイズは、スプリットリングサイズにも影響ありですが、フックのみ約1.2gのST-46#2としました。表層の塩分濃度が低くなる雨の後のテストとしております。今後もこちらは継続してみていきたいところです。塩分濃度が高い場合にはフックやスプリットリングでウェイトアップ。河川などの汽水域では、より軽くすることでアクションを引き出せます。使われるフィールドにより調整してください。
ラインアイレットチューンは健在ですが、旧バージョンよりアクションを引き出しやすくなっているので、今まで手が出せなかったアングラーの方にもおススメです。
Ver.1.0スペック PETG 110mm FLOATING フックなしウェイト 16g
左より
ウルメブルー
ゴールドエクスペリエンス
コットンキャンディ
メタルチャート
ブラッディ
ブラッディヘッド
ダークネス
2023年3月 ラインアイチューン技術情報 追記
ラインアイ(ラインを結ぶ環)の角度を修正することにより、アクションがより安定化に向かうことが判明致しましたので報告させていただきます。
下向きへのわずかな違いですが、アクションには影響大。他のルアーにも気を付けていらっしゃる方も多いと思いますが、BREATHRIDE110Fの持つシビアセッティングが求められようです。
商品購入時や、出荷時、実釣使用によってアイ角度が変わることも考えられるので、お手数ですが都度角度チェック及びラインアイを修正することで、フックやリーダーなどの適応幅やアクションがより引き出せることがあります。使用前にご確認、ご注意ください。
2023年3月以降制作品は、注意して制作させていただきます。
お手数ですが、すでに出荷分やお手持ちのルアーはアイチューンにてご修正願います。
その他不明点につきましては、問い合わせページにてご対応させていただきますのでよろしくお願い致します
※下記使用済ルアー参考画像を載せておきます。ラインアイを横から見て、下向き方向へ修正ください。
「ブレスライド110F 実釣動画」
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